3月16日(木)午後10時~11時
Twitter Spaceにて「ChatGPTと英語教育」についてお話をさせていただきます。
今や、ChatGPT を始めとする AI ツールの発展に伴い
「英語は勉強する必要はない」
「いずれ全て AI が賄ってくれる」
というようなことを耳にするようになりました。
実際、世の中の多くの方が英語を教える仕事の将来性を危惧しています。
でも、私は心配していません。
なぜかというと高レベルな英語力を身に着けた人は
その英語力だけでなく
言語化する能力、分かりやすい説明をする能力、
物事を順序立てて考える力、論理的に考える力、批判的に物事をみる力、
問題発見力、問題解決力、多種多様な視点を持つ力、
多様性を受け入れる柔軟性、などを含む能力が
そうでない人に比べて、非常に長けているからです。
あくまでも「高レベルな英語力」に限ることではあるかと思います。
英会話教室だとかに、特に目的意識もなく
通い続ける程度の意識では、辿り着けない領域だと思います。
でも、高レベルな英語力を身に着けることで得られる副産物は
上記に挙げたもの以外にも沢山あり
例え英語力が AI によってカバーされることとなっても
こんなにも多くの能力を養うことができるのは
今のところ
自分の英語力を駆使して
グローバル社会で活躍をしていくことを見据えた学習をしている人だけだ、というのは、確実に言えることです。
事実、2023年3月現在
ChatGPT や PerplexityのようなAI ツールを使いこなすことができているのは
英語を使って、自由自在にそれらのツールを使いこなしている人達です。
世界のテクノロジーの最先端には
英語が出来ないと
ベストなタイミングで触れることができないわけです。
そう、 AI ツールの発展が目まぐるしいからこそ
英語力が不要になるのではなく、
今まで以上に、英語力や
高い英語力を身に着ける過程で得ることができる副産物的な能力が
より価値の高さを発揮している時代なのです。
色んな考えはあるでしょうが、私は今、そう考えています。
そして、英会話スクールでは
ChatGPTを禁止にするのではなく、きちんと生徒と一緒に使って
生徒に「どう、正しく使っていくことができるのか」ということを
教えていかねばならないと考えています。
3月16日に行うTwitterSpaceでは
質問形式でChatGPTと英語教育に関してお話をしていければと思います。
参加者から質問がある場合は、そちらにも答えていこうと思いますので
ChatGPTの授業導入について学んでみたいという英語講師さんは是非ご参加ください。
同トピックに関する勉強会はEnglish Teachers Association of Japanでも行います。
詳細はこちら。